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◎国際交流基金の派遣で、松竹の歌舞伎役者が5都市で「歌舞伎の解説と実演」(P1,2,6)

国際交流基金とロサンゼルスの日米文化会館は、10月15日(木)午後2時と午後8時の2回、リトル東京のアラタニ日米劇場で松竹所属の中村京蔵と中村又之助の2人の歌舞伎役者による「歌舞伎の解説と実演」を行う。演目は中村京蔵による「鷺娘」(さぎむすめ)と、中村又之助による「石橋」(しゃっきょう)。

国際交流基金は、日本の芸術家を海外に派遣し、日本の優れた舞台芸術を世界に紹介する仕事を行っている。今回は、海外からの要望に答えて、10月にロサンゼルスを皮切りに、サンフランシスコ、シアトル、ポートランド、デンバーで「歌舞伎の解説と実演」を行う。

松竹からは2人の歌舞伎役者のほか、長唄の芳村伊千四郎(よしむら・いちしろう)と芳村伊四之介(よしむら・いしのすけ)、三味線の杵屋正園(きねや・しょうえん)と杵屋六治郎(きねや・ろくじろう)、笛の田中傳太郎(たなか・でんたろう)、鼓の望月太州(もちづき・たしゅう)と望月太喜十朗(もちづき・たきじゅうろう)が派遣される。このほか、舞台スタッフ5名が同行する。

解説は、中村京蔵が担当し、歌舞伎の歴史、衣装の着付け、メイクの仕方など、歌舞伎舞台の裏側が紹介される。

10月15日のアラタニ劇場での公演の入場料は、一般が25ドル、日米文化会館会員が20ドル。

中村京蔵は、女方と立役(男の役)の両方をこなす。屋号は京屋。東京都出身で法政大学文学部日本文学部を卒業し、国立劇場歌舞伎養成所の研修生になった。1982年の研修終了後、9月に四代目中村雀右衛門の門下となり、中村京蔵を名乗る。1999年5月に歌舞伎座賞。2002年3月と2008年7月に国立劇場奨励賞。2007年5月に第十三回日本俳優協会賞。2007年12月に「中村京蔵舞踊の夕べー海人二題」の成果によって芸術祭新人賞(舞踊部門)を受けている。現在、新国立劇場演劇研修所の講師と千葉大学教育学部の非常勤講師を務めている。

中村又之助は、立役の歌舞伎役者。屋号は播磨屋。1986年に国立劇場第八期歌舞伎俳優研修を終了し、翌年、中村又五郎に入門し、中村又之助を名のる。1999年6月、歌舞伎座「夏祭浪花鑑」(なつまつり・なにわかがみ)の町人で名題昇進。2004年に、第十回日本俳優協会奨励賞を受けている。

演目「鷺娘」(さぎ・むすめ)は1762年に江戸・市村座で演じられた「柳雛諸鳥囀」(やなぎにひな・しょちょうのさえずり)という四変化舞踊のひとつ。初演以後、埋もれていたが、1886年に東京・新富座で九世市川団十郎が復活上演して以来、女方舞踊の代表作品になった。

しんしんと雪降る水辺に、柳が立っている。その傍らには、蛇の目傘をさした白無垢すがたの娘が立っている。実は、若い娘と見えたのは、白鷺の精である。やがて、鷺の精は、美しい町娘の姿に身を変じ、その恋心をさまざまに見せていく。しかし、とげられね恋の妄執がよみがえる。恋に迷い、鷺の姿になった娘は、地獄の責め苦にさいなまれる。その苦しさに、幾度なく羽をはばたかせるが、いつしか苦しみのあまり、倒れ伏して、身もだえする。

演目「石橋」(しゃっきょう)は、能の「石橋」を元にした舞踊。獅子物ともいう。石橋とは文殊菩薩(もんじゅ・ぼさつ)が住むと伝えられる中国の清涼山(せいりょうざん)にある石の橋のこと。歌舞伎舞踊では、前後二段の構成で、前段が人間の姿で踊り、後段に獅子の姿になるパターンとなっている。石橋物が歌舞伎舞踊に取り入れられた江戸時代の中期には「執着獅子」(しゅうじゃく・じし)のように女方の踊りで女の獅子にもなった。明治近くになると「連獅子」(れんじし)や「鏡獅子」(かがみじし)のように男の獅子になった。

獅子は、古代から儀式や宗教行事にともなう芸能に登場する空想上の聖獣。清涼山にある石橋で獅子が咲き乱れる牡丹にたわむれて、極楽浄土のさまを見せる光景をあらわす。アメリカ公演では、立役(男役)の例として演じられる。

10月15日のロサンゼルス公演は、南カリフォルニア日米協会の創立100周年記念の事業のひとつにも、なっている。

ロサンゼルスの後は、10月17日午後2時からサンフランシスコ州立大学マッケナ劇場、サンフランシスコ州立大学の主催、10月19日午後7時からシアトル、アイルズリー・ノードストローム・リサイタルホール、シアトル桜祭委員会の主催、10月21日午後7時から、ポートランド、ドロレス・ウィニングスタッド劇場、ポートランド州立大学の主催、10月24日午後7時からデンバー、ジューン・スウエイナー・ゲイツ・コンサートホールで、コロラド日米協会の主催で、行われる。

◎アメリカ人が集めたこけし200点が博物館で展示中(P1,5)

テキサス州ダラスに住むイツカ・スターンさんとアンソニー・スターンさん夫妻が13年間、日本で収集したこけし200点が、7月11日からロサンゼルスの全米日系人博物館で展示されている。「こけし-民芸から芸術玩具まで」展示の一環で、10月4日まで。

スターン夫妻は、ダラスの自宅に、こけし1400点をコレクションしている。スターン夫妻は、石油会社に勤めるアンソニーさんの仕事で1996年に東京に住み始め、イツカさんがこけしに興味を持ち始めた。今でも東京港区にも住居をもち、ダラスと東京を行き来する暮らしをしている。

毎年、宮城県鳴子の全国こけし祭りに行き、職人から、こけしの歴史を聞いている。宮城県のほかに、こけしの産地、秋田、福島、山形にもでかけている。

全国的に有名なこけしの産地は10カ所。1ページのこけしは、山形県の蔵王高湯こけし。5ページのこけしは、左から、宮城県の鳴子こけし、宮城県の遠刈田(とがった)こけし、福島県の土湯(つちゆ)こけし、青森県の津軽こけし、宮城県白石市の弥治郎(やじろ)こけし。このほかに、作並(さくなみ)、肘折(ひじおり)、木地山(きじやま)、南部(なんぶ)がある。

全米日系人博物館の「こけし」展は、スターンさんの収集した伝統こけしの展示と、ロサンゼルス玩具・人形・娯楽博物館(Los Angeles Toy, Doll & Amusements Museum)の企画によるアメリカで作られた創作こけしの展示で構成されている。


◎仏教を日本で教えるアメリカ人学者、カール・ベッカー京都大学教授 (P1,7)

京都大学こころの未来研究センター教授のカール・ベッカー博士が8月22日、ロサンゼルスの西本願寺別院で、末期患者と高齢化に対する看護のあり方について講演を行い、日本仏教には死への準備と遺族が哀しみを乗り越えるノウハウが豊富にあることを説明した。

また、日本仏教が教える死と向かい合う方法は、最近では、欧米の医療研究者も、末期患者の苦しみを和らげる効果があることを認めている、と報告した。

この講演会は、龍谷大学創立370周年記念事業として、龍谷大学と龍谷大学校友会、そして同校友会南カリフォルニア支部が共催した。ベッカー博士は、巧みに日本語と英語を切り替えて、同じ内容を、説明した。この講演会には約220人が参加した。日本語を話す参加者と英語を話す参加者ともに、ベッカー博士の講演に感銘を受けていた。

ベッカー博士は、中西部の生まれで、ベトナム戦争でベトナム人僧侶が焼身自殺をする映像を見たことが、仏教への興味のきっかけになり、1970年代初めにハワイ大学に入学、仏教を学び始めた。

1974年にハワイで「皇太子明仁親王奨学金」を受け、京都大学大学院に留学した。その後、インドでの研究を経て、1981年にハワイ大学イースト・ウエスト・センターで博士号を得た。そして、日本の大学で教え始め、国立大阪大学、国立つくば大学の講師を経て、1992年にアメリカ人としては初めて国家公務員に採用され、京都大学の助教授になった。2003年には大学院の教授に昇格した。

日本の国立大学では明治以来、多くのアメリカ人学者を雇用しているが、いずれも、短期契約で、この習慣は、第二次大戦後も続いていた。1980年代に法改正され、外国人が国立大学の教員になることができるようになったが、ベッカー博士が前例となる前は、外国籍で国立大学の教員になっていたのは、すべて、在日韓国人か在日中国人だった。

ベッカー博士は、臨死体験や高齢者介護について多くの論文、書籍を書いているが、その中で、日本仏教の高僧が、しばしば臨死体験を記録していることに触れている。

今年7月の天皇のハワイ訪問に際しては、ベッカー博士は、天皇から功労賞を受けている。

今回のベッカー博士のロサンゼルス講演は、元浄土宗北米総監の河合悟先生の尽力で実現した。河合先生は、1973年にハワイ大学で鎌倉仏教のセミナーを担当したことでベッカー博士に会い、同じ年にベッカー博士を京都に連れて行っている。

◎太鼓コンフレンス2009年の討論会:著作権問題に参加者の関心が集まる (P2,6)

報告者=ウイサ・ウエムラ(サンノゼ太鼓)

第7回北米太鼓コンフレンスが8月7日から9日まで、ロサンゼルス日米文化会館で開かれた。約500人の太鼓プレーヤーと太鼓音楽の愛好家が集まった。全米とカナダから参加した太鼓グループの数は、およそ100だった。

太鼓は、日本に数百年続く打楽器だが、現在、北米でもっとも流行している太鼓は長胴太鼓といい、佐渡に拠点をおく太鼓グループ「鼓童」(こどう)が広めた演奏スタイル。太鼓だけの演奏は、組太鼓といい、1950年代に長野県で、小口大八(おぐち・だいはち)が廃れていた伝統太鼓奏法を復活させ「御諏訪太鼓」(おすわ・たいこ)として広めたもので、歴史は比較的新しい。

現在、日本には数千の太鼓グループがあると言われ、北米の太鼓グループの数は約300を超えている。

北米太鼓コンフレンスは、1997年にロサンゼルスの日米文化会館が始めたのがきっかけで、2年おきに開かれている。2003年はサクラメント、2007年はシアトルで開催されている。

今回の太鼓コンフレンスで話し合われたテーマのひとつに、著作権の問題があった。組太鼓奏法に限らず、誕生してまだ年数が新しい芸術では、著作権がよく問題となるものだ。経験の浅い太鼓グループや、周辺に仲間がなく孤立した状態の太鼓グループは、すでによく知られている演目を演奏することがよくある。

インターネットやビデオで、太鼓演奏スタイルを見て覚えたという太鼓グループの場合、演奏許可を得ているのか、どうかという、問題が常に起きる。

アメリカの太鼓グループの間では、まだ、プロ活動をするときの約束ごとが、明確に確立されていない。太鼓演目の作曲者たちの中には、ほかのグループが演奏することを喜ぶひとが多く、著作権料を要求しないことが多いが、しかし、だからと言って、それらの楽曲には著作権が及ばない、というわけではない。

太鼓演目には、伝統的な演奏法が使われることも、多いが、しかし、その場合でも、現代の演奏家が理解できるように、新たな解釈を入れたり、伝統を基に、新たに作り直した楽曲が多い。

最近は、太鼓演奏の教則本ビデオが多く販売されるようになった。こうした教則本ビデオを購入して、新しい楽曲やスタイルを覚える場合は、著作権の問題が起こらないから、教則本ビデオの購入はもっとも安全なやり方である。

しかし、どのような方法で楽曲やスタイルを覚えたにしろ、演奏活動やビデオ・CDの発売の時は、楽曲の作者名をいつも公表するように心がけるべきである。

◎寿司マスターの最終コンテストが9月20日にロサンゼルスで(P3)

カリフォルニア・ライス・コミッション(カリフォルニア州コメ促進協議会)が主催する、2009年全米寿司マスターの最終コンテストは、カリフォルニア州、フロリダ州、そして東部代表の3人の3人の挑戦者が、昨年のチャンピョンに挑戦する。

このコンテストは、9月20日(日)午後2時30分から6時まで、リトル東京のアラタニ日米劇場で行われる。コンテストと同時に、アラタニ劇場では、同劇場を運営する日米文化会館によるフード・サケ・フェスティバルも行われる。コンテストとフェスティバルを合わせた入場券はひとり60ドル。VIPパッケージは125ドル。

◎「千の風になって」の秋川雅史がロサンゼルスで公演、10月4、5日(P3)

日本語を教えるアメリカ人教師に奨学金を提供しているロサンゼルスのオーロラ基金が、10月4、5日に、リトル東京のアラタニ・日米劇場で秋川雅史コンサートを行う。4日の日曜日が午後6時から、5日の月曜日が午後7時30分からの開演。チケットは、100、75、55、35ドル。

オーロラ基金は、日本語を教える現役のアメリカ人教師か、あるいは、教師を希望するアメリカ人学生を日本に派遣する奨学金を提供している。10月の秋川コンサートは、奨学金の資金集めが目的で、今回で11年目になる。

◎伊勢神宮の式年遷宮(しきねん・せんぐう)を解説、9月29日のニベイ財団の日本勉強会(P3)

ウエスト・ロサンゼルスのニベイ財団が毎月行っている日本勉強会は、9月は建築家の高瀬隼彦氏が「伊勢神宮の式年遷宮」について英語で解説する。伊勢神宮は、紀元前4世紀からあると言われている。ヨーロッパの古代建築が、すべて廃墟に化してしまったことと対象的に、現在まで、伊勢神宮の建築が残っているのは「式年遷宮」と呼ばれる、20年おきの神社の建て替えという伝統が確立されていることが理由。

神社を建築する大工の技術が継承されるように20年の周期で、まったく同じデザインの神社を隣に作り、古い神社に使われていた建築資材はリサイクルされるというエコロジー発想が日本に根付いている。

参加費は10ドルで、講演会の前に夕食が提供される。

◎第84回国風盆栽展ツアー、2010年2月にベン沖さんが引率(P3)

盆栽指導員として世界的に活躍しているロサンゼルスのベン沖さんが引率する第84回国風盆栽展ツアーが2010年2月8日から18日まで、行われる。国風盆栽展は、毎年、東京上野の東京都美術館で行われる日本でもっとも、権威のある盆栽展。

沖さんは、毎年、国風展の開催に合わせて、日本へ行く盆栽ツアーを引率している。日程は、国風展のほかに、大宮盆栽村、東京・江戸川区の春花園Bonsai美術館、岡山の後楽園、愛媛県新居浜市の高砂庵などを見て回る。

参加費はひとり3995ドル。主催はハンティングトン・ビーチの国際トラベル(714-840-0457, kokusaikai@gmail.com )

◎UCLAフォーラー博物館でお茶をテーマの展示が始まる(P4)

UCLAフォーラー博物館で「歴史にひたる:お茶の芸術」展が8月16日から始まっている。展示は11月29日まで。「液体の宝石:東洋から西洋に伝わったお茶の歴史」の著者ビートリス・ホーヘエガーさんによる企画。コーヒー販売の「コーヒー・ビーン・アンド・ティー・リーフ」社がスポンサー。

お茶は中国で発達し、17世紀はじめに、中国製や日本製の茶器と共にヨーロッパに持ち込まれた。17世紀半ばには、お茶、コーヒー、チョコレートが嗜好品としてヨーロッパに定着する。

ヨーロッパに持ち込まれた17世紀、18世紀の中国や日本の陶器や、ヨーロッパで発達した茶器などが展示されている。展示はお茶を通した西洋と東洋の関係がテーマになっているが、西洋と関係なく日本独自に発展した「日本の茶道」のセクションも設けられている。

展示の中には日本の茶室も再現されており、茶器一式はロングビーチに住む茶道愛好家ジム・ケックさんとスティーブ馬場さんが提供している。(茶室の写真はスティーブ馬場さんの撮影)

関連イベントは、10月18日が韓国式茶道の実演、11月14日が表千家による実演、11月22日がオキシデンタル大学のモーガン・ペテルク教授による講演「サムライの茶」。

フォーラー博物館の入場は無料だが、UCLA内での駐車場は10ドルかかる。www.fowler.ucla.edu

クラーク日本美術研究センターの秋の展示「武具や鎧に見るサムライの美学」(P4,5,7)

中部カリフォルニア・ハンフォードにあるクラーク日本美術研究センターの秋に展示は、9月1日から来年1月30日まで「武具や鎧に見るサムライの美学」。カリフォルニア州内から集められた約60点の武具や鎧が展示される。入場料は、通常より1ドル増しの6ドル。土曜日の午後1時からはギャラリー内で解説が行われる。www.ccjac.org

◎現代アート:甲府の団野雅子(だんの・まさこ)さんの作品をLAアートコア・ブリューリー・アネックスで展示(P4,5,6)

山梨県甲府市在住の現代アート作家、団野雅子さんの作品がLAアートコア・ブリューリー・姉クスで8月26日から9月18日まで展示されている。開館時間は木曜日から日曜日、正午から午後4時まで。

作品は掛け軸仕立てになっている。和紙の上に日本画の手法で抽象画が描かれている。


◎アンディー松田の寿司職人養成学校:祭り寿司の人気(P5)

切り口に豚や猫の絵が現れる「祭り寿司」が人種や年齢を超えて、アメリカで人気があることが分かってきた。「祭り寿司」の作り方は、江戸前寿司の職人の間でも「飾り巻き」として同じスキルが伝えられているが、最近になるまで、このスキルをもつ職人は少なかった。

私たちの寿司職人養成学校では今年2月から2カ月おきに「祭り寿司」の1日クラスを開いてるが、8月のクラスでは、さまざまな人種と年齢のアメリカ人受講者が14人参加し「祭り寿司」作りに熱中した。

わたしは、これまで、多くの人に寿司を教えてきたが「祭り寿司」ほど一般の人を熱中させる寿司は見たことがなかった。

次回の「祭り寿司」クラスは10月10日午後2時から4時まで。受講料は一人45ドル。また1回2時間の個人寿司レッスンを受けることができる200ドルのギフト券の発売を始めた。友人や家族に贈って、寿司の作り方を習ってほしい。

◎日本の現代文学 「1Q84」の大人気で、村上春樹のイスラエル訪問への批判が静まる(P6)

東京大学の特任講師ピーター・ロビンソン(日本滞在は7年)

2月にイスラエルを訪問しエルサレム文学賞を受賞した作家、村上春樹の行動に、パレスティナ人側とその支持者からは激しく非難され、又同時に、イスラエルを批判したスピーチには、賞賛が寄せられ、村上人気は激しくアップダウンしていたが、5月29日に発売された新しい小説「1Q84」の驚異的な売れ行きで、村上人気はひとまず、盛り返してきたことがはっきりしてきた。

◎「源氏物語と日本人」のテーマで四国大学(徳島市)の世羅博昭教授がロサンゼルスで講演、9月20日(P7)

四国大学の世羅教授は2006年から、毎年夏、ロサンゼルスを訪れて「源氏物語」輪読会を指導しているが、今年は9月18日から27日までロサンゼルスに滞在する。

9月20日(日)午後2時から、リトル東京の日米文化会館の会議室で、パサデナ・セミナー主催で「源氏物語と日本人」のテーマで講演を行う。(英語通訳はなし)参加費は10ドル。

今年で4回目になる「源氏物語」輪読会は第三部にあたる「宇治十帖」を取り上げる。会場は、コリアタウンの協同システム日本語学園。9月21、22日、午前10時から午後5時まで。参加費は、2日分で60ドル。申し込みはカルチュラル・ニュースまで。

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カルチュラル・ニュース・クラブへの参加のお願い (東 繁春から)

最近、アメリカでも、毎日の新聞購読をする人の数が急に減っています。カルチュラル・ニュースのアメリカ国内の購読者も、今年になって更新する人が急に少なくなってきました。コミュニケーションの方法がインターネットが中心になり、新聞は補足的な存在になっているようです。

カルチュラル・ニュースでは、7月から毎日送信のインターネット・ニュースの発信を始めました。

www.culturalnews.com のウエッブサイトでも、日本文化のニュースを提供しています。インターネット・ニュース、ウエッブサイト、そして月刊新聞の3つのメディアを続けていくために、「カルチュラル・ニュース・クラブ」を作りました。グループ会員(レギュラー年間100ドル、ラージ年間200ドル)と個人会員(年間25ドル)があります。詳しくは東しげはるまで、電話 (213) 819-4100、Eメール, higashi@culturalnews.com へ。
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by culturalnews | 2009-09-25 15:25 | 月別の日本語要約