英字新聞カルチュラル・ニュースの日本語要約


by culturalnews

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◎今年の二世ウィーク祭りは、リトル東京に七夕の飾りつけ(P1,6)

南カリフォルニア宮城県人会の米澤義人さんの発案で、今年の二世ウィーク祭りは、リトル東京に「七夕」が飾り付けられることになった。

仙台市の名物の「七夕」飾りをロサンゼルスに持ってきたいと考えた米澤さんは、日系団体に呼びかけたところ、毎年8月に二世ウィーク祭りを主催する二世ウィーク・ファンデーション、南カリフォルニア県人会協議会、リトル東京防犯協会の3団体がスポンサーになることを引き受け、昨年から準備が進められてきた。

県人協議会では、加盟の41県人会が、それぞれ七夕を作り、リトル東京に持ち寄ることを決めた。リトル東京防犯協会は、事務所がある「リトル東京交番」を作業場として提供、また、防犯協会の会長を務め、リトル東京で和菓子店「風月堂」を経営するブライアン鬼頭さんは、吹流しに使う和紙を購入するため、自費で仙台まででかけている。

仙台で飾られている七夕は、長さが4メール以上もあるが、リトル東京に飾り付けられる七夕は長さ1メートル80センチと小ぶりになる。吹流しに使う和紙や、吹流しの頭の芯になるザルなど七夕を作るためのキットを1組25ドルで販売したところ、7月19日現在で、約200の七夕が作られることになった。

リトル東京での七夕の飾りつけは8月14日から17日までで、主に、ゲフィン現代美術館館前の鉄骨が組まれている広場に吊るされる。8月13日までに、追加の50の七夕を集める目標。

七夕作りについての問合せは (213) 613-1911交番までか、ホームページ www.jhills.com を検索すること。

◎二世ウィークで、カルチュラル・ニュースが主催の「アートと古美術展」(P1)

二世ウィーク期間中の8月16日(日)午前10時から午後5時まで、京都グランド・ホテルの催し物会場で「カルチュラル・ニュース主催アートと古美術展」を行なう。入場料は一人2ドル。ホームページ www.culturalnews.com/antiqueから購入ができる。

日本画、浮世絵などの古美術や、日本の古い箪笥や家具、新作の陶芸品、染色作品、精巧に作られた鎧兜などが展示即売される。出展の問合せは(213) 819-4100東まで

◎日本美術の研究者を育てる中部カリフォルニアのビル・クラーク氏(P1,2,7)

中部カリフォルニアのハンフォードで、クラーク日本美術・文化研究センターを運営しているビル・クラーク氏は、2009年春の叙勲で旭日中綬章を受けた。クラーク・センターは約1500点の日本の一級美術品を所蔵し、世界的に見ても、一級の日本美術館になっているが、クラーク氏の功績は、自ら集めた日本美術を惜しみなく公開し、日本美術愛好家を一人でも増やそうと努力している点である。

毎年、1年間にわたって、博士課程レベルの日本美術研究者をクラーク・センターに招聘するインターンシップ・プログラムは6月末現在で、14人を受け入れている。このプログラムを終了した研究者のうち、5人は世界各地の一流美術館で勤務している。

クラーク・センターでは、若手研究者たちは、自分の手で一級品の日本美術に接することができるという他の美術館ではなかなかできないことを、体験している。

1年間のインター期間中、3カ月ごとに、展示が入れ替えられるが、インターン生は展示の学芸員補として展示企画に参加することができる。今年の展示は、竹工芸の「ニュー・バンブー」そして8月1日までの「ジャパニーズ・ビューティー」(美人画)、9月からはサムライをテーマに武具の展示が予定されている。

また、数カ月の短期のインターンシップを受け入れる「ドラッカー・フェロー」というプログラムも、経営学の神様と呼ばれた故ピーター・ドラッカーの夫人の寄付で作られている。

◎2年おきに開催される「太鼓コンフレンス」の目玉「太鼓ジャム09」は8月8、9日に公演(P2,6)

ロサンゼルス日米文化会館が主催する2年おきの「北米太鼓コンフレンス」は、今年はロサンゼルスに戻って8月7-9日までリトル東京を中心に行なわれる。このコンフレンスの目玉になっている「太鼓ジャム09」は、8月8日(土)午後8時から、と8月9日(日)午後3時からアラタニ日米劇場で行なわれる。

出演はラスベガスから雷太鼓、オレゴン州からポートランド太鼓、ロサンゼルスからキシン太鼓とオンアンサンブルの4グループ。チケットは27-35ドル。

◎パサデナのマコト太鼓の10周年記念コンサート、8月22日(P2,6)

パサデナの秀明アート・カウンシルが主宰するマコト太鼓が、創立10年記念コンサートを、8月22日午後7時から、サンゲーブル市内のミッション・プレイハウスで行なう。

和太鼓演奏グループとして世界的に有名な「鬼太鼓座」(おんでこざ)でトレーニングを受けて滋賀県の秀明太鼓の設立メンバーだった中村浩二さんが、現在、マコト太鼓のリーダーを務めている。

10周年コンサートでは、北米太鼓の草分け的存在のサンフランシスコ太鼓道場の田中誠一さん、そして中村さんといっしょに制作した音楽CD「クレストン」でグラミー賞を受けているポール・ウインターが演奏する。入場料は25ドルと20ドル。問合せは (626)584-8841。

◎禅太鼓(ぜんでこ)の太鼓ワークショップ、8月11-15日(P2)

リトル東京の禅宗寺が主宰する禅太鼓のワークショップが8月11日から15日までの5日間、禅宗寺で行なわれる。8歳から15歳が対象で、禅太鼓のメンバー募集も兼ねている。

午後3時から5時30分の昼のクラスと、午後7時から9時30分の夜のクラスが行なわれ、受講料は100ドル。特別講師に、鬼太鼓座で10年間修業し、フロリダのディズニーワールド・エプコット・センターで7年間、太鼓演奏をしてきた立石鈴太郎が参加する。問合せは(626)286-2814世木ひろこさんまで。

◎第69回二世ウィークの日程、8月15-16、22-23日(P3)

第1週目=8月15日(土)-16日(日)
ストリート・フェアー、土曜日午前10時から午後7時、日曜日午前10時から午後4時30分
日米文化会館文化展示(午前10時から午後5時まで)いけばな(南加いけばな教授会)陶器(カリフォルニア・ジャパニーズ・セラミック・クラブ)墨絵(ロングビーチ墨絵クラブ、河合墨絵)木目込み人形(縁会)茶道(裏千家)
名古屋ディー・フェスティバル(日米文化会館プラザ、午前10時から午後4時まで)名古屋-ロサンゼルス姉妹都市50年を記念して行なわれる。

8月15日(土)日米文化会館プラザでのイベント(無料)12時から武道
8月15日(土)午後7時から二世ウィーク・クイーン・コロネーション・ボール、アラタニ日米劇場にて
8月16日(日)午後5時30分から午後8時30分、パレード

第2週目=8月22日(土)-23日(日)
日米文化会館文化展示、午前10時から午後5時まで。盆栽(南風会)染色(茜会)書道(日米合同書道)木目込み人形(ヒロフミ会)墨絵(河合墨絵)刺し子

8月22日(土)日米文化会館プラザ
餃子早食いコンテスト、リュービック・キューブ・チャンピオンシップ
ネクスト・ジェネレーション・リミックス・コンテスト(午後6時から10時)

8月23日(日)日米文化会館プラザ、午前11時30分から午後4時まで、太鼓ギャザリング(無料)
8月23日(日)午後4時、音頭、閉会式

◎スシマスター全米大会が9月20日、ロサンゼルスで開催(P3,6)

州政府が認定した米生産者の団体「カリフォルニア・ライス・コミッション」が主催するスシマスター選手権のカリフォルニア地区大会が6月25日にサンディエゴのマリオット・ホテル・デルマーで行なわれ、サンフランシスコ・サウサリトのスシ・ラン・レストランのヒュン・ミン・シュさんが決勝に残った。

これまで、ワシントンDC,マイアミで地区予選が行なわれている。全米大会は、9月20日にロサンゼルスで行われる。

◎北米沖縄県人会の100周年記念で、8月28日に、琉球国を建国した「尚巴志王」をテーマにしたミュージカル劇を上演(P3,6)

北米沖縄県人会は100周年を迎え、8月に記念行事を集中して行なうが、その目玉になるミュージカル劇「尚巴志王」(しょうはし・おう)を8月28日(金)午後7時からレドンド・ビーチ・パフェーミング・アーツ・センターで行なう。尚巴志王は15世紀の実在の人物で、琉球王国を建国した。

ミュージカル版「尚巴志王」は、沖縄県那覇市の芸術監督を務める平田大一(ひらた・だいいち)さんによる脚本、構成、演出、監修で、沖縄の伝統舞踊「組踊り」(くみおどり)を現代に甦らせるという意味をこめて「現代版組踊絵巻」というタイトルが付けられている。

沖縄から約50人の出演者がロサンゼルスに来る。ロサンゼルスからの出演者も募集している。入場券は30ドル。当日券は40ドル。申込は (310)532-1929 北米沖縄県人会へ。

◎全米日系人博物館でコケシ展、7月11日から10月4日まで(P3)

「コケシ:大衆のおもちゃから芸術的なおもちゃへ」展が、ロサンゼルス全米日系人博物館で、7月11日から10月4日まで、開かれている。伝統的コケシから、アメリカ人芸術家による創作コケシまで、約300点が展示されている。博物館は月、火が休館日。

◎漫画学者フレデリック・ショットさんの講演会、7月14日、ニベイ・ファンデーションで(P3)

5月に米国に漫画を紹介した功績で旭日小授章を受けているサンフランシスコのフレデリック・ショットさんが、7月14日午後6時30分からのニベイ・フェンデーションの日本勉強会で講演をする。

英語による講演で、テーマは「手塚治虫と鉄腕アトム、漫画アニメ革命」。参加費は10ドルで夕食が付いている。

◎沖縄県人会のピクニック、7月19日(P3)

北米沖縄県人会がエルモンテのホィッティア・ナローズ、リクレーション・パークで、7月19日(日)午前11時から午後4時まで、ピクニックを行なう。ステージ公演は、琉球国祭り太鼓、南カリフォルニア大学カザン太鼓、沖縄の民謡、舞踊など。弁当の予約を受け付けている。

◎日本で人気の阿修羅像展(P4)
 
奈良・興福寺に伝わる国宝「阿修羅像」の展覧会が東京国立博物館で行なわれ6月7日の最終日までの61日間の会期中94万人の入場者があった。

興福寺には、7世紀に作られた阿修羅像とともに、八部衆像と、十大弟子像の合計14体が保存されている。今回は、興福寺創建1300年を記念し、博物館公開されることになり、このうち9体が公開された。

国宝「阿修羅像」展は、7月14日からは九州国立博物館で公開され、9月27日まで。9体は10月17日には、奈良・興福寺に戻されて公開される。

◎スシ職人になるために鹿児島からロサンゼルスにやってきた日本人女性(P5)

アンディー松田のスシ学校コラム

日本にいては女性には、スシ職人になるチャンスはないと、鹿児島県出水(いずみ)市の本蔵皆子(もとぐら・みなこ)さんは、ロサンゼルスのスシ・シェフ・インスツチュートで、2カ月間の修業に励んでいる。

日本でスシ職人の世界は、まだまだ、閉ざされた社会。まず、女性では見習いもできないし、また男性で修業に入っても、自分の店を持てるには10年はかかる。

スシのレシピーは、職人から職人に伝えられるもので、外部のひとにとっては、まったく知るチャンスがない。

私たちのスシ学校では、2カ月でスシ作りに必要な基本を教えます。また、このコースを終了すると約30種類の魚の調理方法を学ぶことができます。

私が、この学校を作ったのは、過去10年の間に、アメリカでは日本食ブームが起こり、職人が必要とされているにもかかわらず、一般のアメリカ人にとっては、日本食を学ぶ場所がなかったからです。私たちの学校で、日本食の調理を覚えた卒業生は、有名レストランに就職しています。本蔵さんは、出水市で7年間、居酒屋を経営した経験があり、英語も積極的に覚えようとしている意欲のあるひとです。卒業したあとは、アメリカで調理の修業をしたい、と希望しています。
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by culturalnews | 2009-07-30 19:04 | 月別の日本語要約