英字新聞カルチュラル・ニュースの日本語要約


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東繁春の責任編集-ロサンゼルスで発行の英字新聞-Cultural News
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アメリカで、最高のレベルを誇る盆栽クラブが50周年記念大会を開く(1&2ページ)

 盆栽がアメリカで大きな人気を呼んでいる。全米に広がっている盆栽クラブの中で、もっともレベルが高いといわれているのが、カリフォルニア盆栽協会(California Bonsai Society) で、この協会が5月31日から6月3日まで、ガーデン・グローブのクラウン・プラザ・リゾート・アナハイム・ホテルで創立50周年を記念する大規模なコンベンションを開く。

 ゲストとして、日本から、日本盆栽協会のタテヤマ・ヒロシ会長や、国際的に知られている盆栽講師のサイトウ・ヒロトシさんが参加する。コンベンションには、全米、メキシコ、ヨーロッパ、日本から、全部で250人から300人の参加が見込まれている。
期間中には、18の講習会が行われるほか、毎日、盆栽手入れのデモンストレーション、オークション(競売)、夜のカジノ大会、盆栽関連商品の販売、日本行きがあたる宝くじの抽選がある。

 このコンベンションの開催委員長を務めているのが、アップランド(ロサンゼルスから車で1時間の東郊外)でマウント・フジ・ガーデン・センターを経営するリンジー・シバさん(48歳)だ。父親のシバ・カツミさんが始めたガーデン・センターを引き継いだリンジーさんは、盆栽も最初は父親から教わった。13、14歳のとき、盆栽講師として知られている駒井カン氏)からより高度な技術を教わるようになった。現在、約40鉢の盆栽と約100本の木を持っている。

 リンジーさんは、自分のガーデン・センターでも、毎週土曜日の夜、盆栽を教えている。6回の講習で、5本の木を扱うセミナーの費用は150ドルから190ドルかかるが、講習会はいつも満員で、受講者の半数以上は、熱心な盆栽愛好家になってしまう、という。

 アメリカで盆栽が広がり始めたのは1970年代のこと。当時、カリフォルニア州内に、約20カ所の盆栽クラブがあった。それが、現在では50以上に増えている。1940年代から1960年代の盆栽クラブは、大半が日本人だけのクラブだった。それが、1960年代から白人メンバーが入るようになってきた。当時は、白人メンバーに盆栽を教えることをいやがる日本人メンバーもいたが、現在では、盆栽クラブの主流は白人になっている。

 カリフォルニア盆栽協会は、1958年にジョン・仲(アメリカで盆栽を広めた有名な指導者)によって設立された。ガーデナ市内のケン・ナカオカ・コミュニティー・センターで、毎月第一火曜日に例会を開いている。現在の会員は約75人で、北はサンタ・バーバラ、南はサンディエゴから参加している。

 50周年記念コンベンションは、講習会は有料だが、盆栽展示の見学だけは無料。誰でも見ることができる。

(写真は、カリフォルニア盆栽協会が毎年4月にサンマリノのハンティングトン・ライブラリーで行う盆栽展での記念撮影)

日本の大相撲、2008年6月14、15日にロサンゼルスで開催(1ページ)

 日本の大相撲が、2008年6月14、15日に、ロサンゼルス・スポーツ・アリーナ(16,00席)で開催されることが発表された。「2008年大相撲ロサンゼルス巡業実行委員会」の会長を務めているのは、ハワイ在住の実業家、位ノ花繁充(いのはな・しげみつ)氏で、位ノ花氏は、衛星チャンネル「日本アミューズメント放送」を経営した実績を持っている。同実行委員会は、ホノルルにあるドームテック社内に事務所を開いている。

 2008年ロサンゼルス大相撲では、約40人の力士が勝ち抜き選を行う。本格的な土俵を作るために土も、日本から運ばれてくる。日本相撲協会は、5月になって公式に、ロサンゼルス大相撲の開催を発表することになっている。また、ロサンゼルス大相撲と合わせて、日本文化を紹介する「ジャパン・フェスティバル」が5日間、同じ主催者によって計画されている。
 
 4月25日、ロサンゼルスのニューオータニ・ホテルで行われた報道関係者との会合には、ハワイ出身の元横綱、武蔵丸も参加していた。ホノルルのドームテック社は、今年の6月9、10日には、ホノルルのニール・ブライスデール・アリーナ(8000席)で大相撲ハワイ巡業を開催する。ホームページは www.sumohawaii.com

アメリカで書道普及に努めた生田観周師が死去、82歳(1、7ページ)

日蓮宗の僧侶で、アメリカで40年以上にわたって書道の普及に努めたガーデナ在住の生田観周師が4月19日、ガーデナ・メモリアル病院で死去した。82歳だった。島根県内の日蓮宗の寺院の長男に生まれ、岡山師範学校を卒業した後、東京の立正大学で仏教を学んだ。

 岡山で博子夫人と結婚の後、1952年、シアトル日蓮仏教会へ派遣される。1958年には、ガーデナに移り、ガーデナ・本法寺(ほんぽうじ)を設立した。1965年、博子夫人と共に、米国書道研究会を設立し、書道の普及に尽くし、5000人以上に教えた。1970年から1985年までは、カリフォルニア州立大学ロングビーチ校で書道講座を担当した。

 1998年、勲五等瑞宝章を受けたほか、ロサンゼルスの日本人団体から数々の表彰を受ける。2006年8月には、第23回産経国際書展で、最高賞である高円宮賞を受賞した。生田師は、産経国際書展の顧問を長年、務めていた。葬儀は、4月27日、ロサンゼルス・ボイル・ハイツにある日蓮宗米国別院で行われた。

「日本人町のサウンドとボイス」コンサート、5月19日(2ページ)

 ロサンゼルスの日米文化会館の募金活動のためのコンサートが5月19日午後8時から、リトル東京のアラタニ劇場で行われる。出演は、ジャズバンド「ヒロシマ」で琴を弾くジュン・クラモト、グラミー賞の受賞歌手ダニエル・ホー、コメディア女優アミー・ヒル、禅太鼓(ぜんでこ)、アリソン・デラクルズ。
 日米文化会館は、アジア系アーティストの活動の舞台を25年にわたって、提供し続けている。募金コンサートは、VIP席が100ドル(優先席とサイン付CD)、一般は、オーケストラ席が50ドル、バルコニーが45ドル。

台湾のコーラス・グループが、日本統治時代の影響を受けた歌をうたう、5月19日(2ページ)

 5月は「アジア太平洋継承月間」であることから、ロサンゼルス・カウンティーが運営するハリウッドのフォード野外劇場では、台湾のアカペラ・コーラス・グループ「セミスコン」のコンサートを行う。レパートリーには、日本統治時代の影響を受けた台湾語、中国語(北京語)の歌が含まれている。

仏教伝道協会のテレビ番組、毎週日曜日、午後6時30分から(2ページ)

仏教伝道協会がKXLA(チャンネル44)で、毎週日曜日、午後6時30分から放送している「仏教徒の生き方」シリーズでは、5月は全週(4回)、ロサンゼルスのオキシデンタル大学のデール・ライト教授をインタビューする。ライト教授は、東アジア、南アジアの宗教が専門で、ヒンズー教、仏教、儒教、道教、神道を大学で教えている。インタビューでは、ライト教授が子供のときに初めて仏教に出会ったいきさつや、アジアの宗教を学問的に学ぶようなったいきさつが語られる。

デスカンソー・ガーデンの盆栽展、6月15-17日(2ページ)

ロサンゼルス・カウンティーが運営するデスカンソー・ガーデン(所在地は、ロサンゼルスの北郊外、ラキャナダ・フリントリッジ)で、6月15日から17日まで、第37回デスカンソー盆栽協会展が行われる。デスカンソー・ガーデンの入場料は7ドル。盆栽展は無料。

広告:サンタバーバラ植物園で盆栽ウィークエンド、5月19、20日(2ページ)

北米沖縄県人会傘下の民謡・舞踊グループが20周年記念イベント、5月20日(3、4ページ)

北米沖縄県人会のイベントがあるごとに民謡・舞踊を演じて参加者を楽しませているのが「沖縄県人会芸能部」。芸能部が主催する恒例の「うやたびら、うどやびら」(歌いましょう、踊りましょう)イベントは、毎回500人の観衆を集めている。この芸能部が、20周年を迎えたので、5月20日午前11時から、モンテベロのクワイヤット・キャノン・イベント・ホールで、昼食会と演芸会が開かれる。

 沖縄からの移民は、民謡、三線(さんしん、三味線のこと)を持ってハワイ、アメリカへ渡っている。民謡を歌い、踊ることで、移民たちは、一日の労働の疲れを忘れた。ロサンゼルスの沖縄県人の間では、1960年代から、民謡グループが活動を始めている。1970年代になると、沖縄に帰り民謡・舞踊を学ぶひとたちが出始め、こうした人々が師範になって行く。さらに1980年代になると、沖縄県が海外の沖縄県人子弟に奨学金を出し、沖縄芸能を広めることを政策とするようになった。

 北米沖縄県人会芸能部は、1987年11月、沢岻安和(たくし・やすかず)比嘉朝儀(ひが・ちょうぎ)真境名愛子(まじきな・あいこ)島セイイチら民謡、舞踊の指導者たちが中心となって、12団体が集まって発足した。第一回の芸能部の晩餐会は、ブエナパークのUSアマダで行われた。2007年現在では、27団体が加盟している。持ち回りの芸能部長の期間は2年で、現在はガーデナで照屋勝子筝曲研究所を主宰する照屋勝子さんが担当している。

ガーデナ・バレー日本文化センターの恒例カーニバル、6月23、24日(3、4ページ)

 ガーデナ・バレー日本文化センターで、活動をしている日本文化や武道の団体が発表会を行う。食べ物ブースやフラ・ダンスのショーも行われる。

テメキュラの姉妹都市協会が「子供祭り」を開催、6月9日(3、4ページ)

 鳥取県大山(だいせん)町と交流を続けているテメキュラ市(ロサンゼルスから車で約1時間半、東南方向)の姉妹都市協会では、第5回の「子供祭り」を6月9日午後1時から8時まで、同内のテメキュラ・コミュニティー・センターで行う。今年の目玉イベントは、カリフォルニア相撲協会による相撲イベント。武道や沖縄舞踊の公演やグレート・オーク高校コーラス部「チビ・クラブ」が日本語の歌をうたう。大山町からも、代表が参加する。

広告:日米文化会館2007年春のイベント 5月12日<子供の日>を祝う「ファミリー・ファンフェスト」 5月19日「日本人町のサウンドとボイス」コンサート

サンフランシスコで手塚治虫の漫画アニメ展、6月2日から9月9日まで(4、5、6ページ)

 サンフランシスコのアジア美術館で、6月2日から9月9日まで、「手塚:漫画の天才」展が開かれる。この展示は、オーストラリア・メルボルンの国立ビクトリア美術館が企画したもので、2006年11月からメルボルン、2007年2月からシドニーで展示され、今回、サンフランシスコに巡回する。企画を担当したのはオーストラリア人で、音楽、映像、作家活動と幅広く活躍しているフィリップ・ブロフィー氏。

ロサンゼルス・カウンティー美術館の日本美術展(5ページ)
19世紀の根付「発達したデザイン」6月2日まで
日本版画「19世紀中期の匠、サイトウ・キヨシ」5月29日まで
日本の禅画、5月29日まで




日本旅行情報 ミホ美術館で「アルカイック・スマイル」展(5ページ)
 滋賀県甲賀市信楽町のミホ美術館の夏の展示テーマは「アルカイック・スマイル-地中海、東アジア大陸、そして日本へのつながり」7月17日から8月19日まで。写真は、十一面観音像。

2007年US相撲オープンに2000人の観客(5ページ)

 4月7日にロサンゼルス・スポーツ・アリーナで開かれた第7回US相撲オープンには、アメリカ、日本、モンゴル、タジキスタン、ブルガリア、エストニア、ノルウエー、イタリアから約40人のアマチュア相撲選手が参加、観客は約2000人が集まった。 
 男女別、重量別の12のトーナメントのうち、11の優勝者はアメリカ以外からの選手だった。モンゴル選手の活躍がめざましく、US相撲オープンのメインイベント、無差別級のトーナメントで、モンゴル人のビアンバジュバ・ウランバヤーが金メダルを獲得した。写真は、無差別級の優勝者たち、左からウランバヤー(金)、ペーター・ストヤノフ(ブルガリア・銀)バヤンバット・ダバダライ(モンゴル・銅)

広告:ジャパン・エクスポ、12月1、2日開催決定(5ページ)

日本政府の春の叙勲(6ページ)

南カリフォルニアからの受賞者は以下の3人。因みに3名の受章者は、5月11日に東京で行われる天皇拝謁及び勲章伝達式に出席する予定である。
●旭日双光章=桜井フレッド裕(ゆたか)、79歳、日本国籍、ランチョ・パロス・バーデス在住、現 リトル・カンパニー・オブ・メアリー病院、野口人間ドック所長。医療を通じた厚生向上に貢献及び芸術・文化活動を通じ日本文化を米国に紹介した功績。
●旭日中綬章=チャールズ・ウルフ・ジュニア、82歳、サンタモニカ在住、現 ランド研究所上級経済顧問、兼公共政策大学院教授。日米経済関係及び学術交流の促進に寄与。
●旭日小綬章=ジミー・隆(たかし)・佐古田(さこた)、71歳、米国籍、セリトス在住、元ロサンゼルス・カウンティー検事局首席捜査官。邦人関連事件の捜査活動に貢献及び日米間の捜査協力の発展に寄与。

日本の若手の弦楽器カルテットが、2007年11月に南カリフォルニア公演を計画(6ページ)

 東京芸大出身の若手弦楽器4人組「セレブリティー・ストリング・カルテット」が2007年11月15日から29日まで、南カリフォルニアの大学を回りコンサートを行う。メンバーは、真部裕(まなべ・ゆう、バイオリン)室屋光一郎(むろや・こういちろう、バイオリンとビオラ)藤堂昌彦(とうどう・まさひこ、バイオリンとビオラ)タイ・トモキ(チェロ)。

 「セレブリティー」は2007年3月にソニー・レコードから、ビートルズの音楽を編曲した「ストリングス・フィールド・フォーエバー」を発表している。11月公演の日程は、まだすべて決まっていなので、演奏会の主催希望者を探している。問い合わせは、サイプレス大学の高橋真理恵教授まで

広告:正派若柳流 若久会(若柳久女)(6ページ)
広告:ガーデナ・バレー日本文化センターのカーニバル、6月23、24日(6ページ)
広告:国際交流基金(ジャパン・ファウンデーション)ロサンゼルス日本語図書館(6ページ)

アンディー松田のコラム「シェフのまな板」(7ページ)
 テレビ・チャンネル「フード・ネットワーク」に最近出演しているガイ・フィーリは、6店舗のレストランを経営している。数年前、北カリフォルニア、サンタローサにある店舗がうまく行かなくなった。このとき、ガイは、テキサス式バーベキューの料理を提供することと寿司を提供することを思い立ち、わたしの学校にやって来た。その結果生まれたのが「テックス・わさび・ロックンロール・すし・バーベキュー」という店だった。この店は大繁盛し、サクラメントに2号店を出す計画が進んでいる。

広告:テレビ番組「仏教徒の生き方」毎週日曜日、午後6時30分(7ページ)
広告:マジック・ボックス(7ページ)
広告:木村フォトマート(7ページ)
広告:寿司シェフ学校(7ページ)

「あの世を描く」展、5月29日から7月31日(8ページ)
 カリフォルニア州セントラル・バレー、ハンフォードにある、クラーク・センター日本美術文化研究所の夏の展示は「あの世を描く-聖なる霊魂、邪悪な霊魂、人間の霊魂」。クラーク・センターが所蔵する仏像、仏画、幽霊の絵のコレクションなどが展示される。

広告:北米沖縄県人会芸能部設立20周年記念祝賀会(8ページ)
広告:平山郁夫のシルクロード展、5月19日まで、(ロサンゼルスから見学バスツアー最終回、5月19日)8ページ 

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by culturalnews | 2007-05-18 13:32 | 月別の日本語要約