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英字新聞カルチュラル・ニュースの日本語要約


by culturalnews

カルチュラル・ニュース2008年4月号の日本語要約と解説

●外国人力士が支える日本の大相撲(1、2、4ページ)

現在、番付に載る外国人力士の数は59人。伝統にこだわる相撲ファンからは、外国人力士が多すぎるという批判も起こり、各部屋ごとに外国人力士の数は1人に制限されている。

外国人力士の登場は、1960年代の後半に始まった。このころの外国人力士は、ハワイや太平洋地域出身だった。彼らは日本人力士に比べて、体格が大きく、力が強かった。幕末の日本で、開国を迫った米国ペリー提督の「黒船」をもじって、「相撲界の黒船」と呼ばれたこともあった。

初めて幕内優勝をした外国人力士は、高見山で、1972年のことだった。1980年代後半には小錦が、外人として初めて大関に昇進した。東関親方(元高見山)は、身長6フィート8インチ、体重500ポンドの曙を育て、1993年には、外国人で初めての横綱を誕生させた。

サモア生まれで、ハワイで育った武蔵丸は1999年に、横綱に昇進した。曙は2001年に11場所優勝の記録を残して引退、武蔵丸は2003年に12場所優勝の記録で引退した。アメリカ本土出身者で、初めて幕内に入ったのは、日本人とアメリカ人のハーフで東京で生まれ、ミズリー州セントルイスで育った戦闘竜(せんとうりゅう)だった。

南アメリカ出身者では、90年代にアルゼンチンから星誕期(ほしたんご)、星安出寿(ほしあんです)が活躍している。現在の相撲界には、アメリカ出身の力士はいない。

モンゴル人の日本到来は、1492年に元寇という歴史があった。1990年代のモンゴル人の日本到来は、若いモンゴル相撲力士たちだった。モンゴルの厳しい生活環境の中から生まれた力士たちだ。

モンゴル力士第一号の旭鷲山は、日本に来て、驚いたのは「お金を出して水を買っていること」ことだったという。モンゴル力士たちは、モンゴルでの貧しい生活から抜け出すために懸命な努力をした。

朝青龍は1999年に土俵入りし、2002年に初優勝した。朝青龍は2003年には3場所で優勝、2004年には4場所で優勝、2005年には、相撲界の歴史初めての6場所全部の優勝という記録を作った。

この無敵の朝青龍を破ったのが、白鵬で、2007年の3月と5月場所だった。白鵬はこの後、横綱に昇進した。これまでのところ、朝青龍は天皇賞(各場所の優勝者)を21回、白鵬は6回それぞれ獲得している。日本人力士による天皇賞獲得は、2006年1月の栃東が最後だった。

このほかアジア出身の力士は、モンゴルが、安馬(あま)、朝赤龍(あさせきりゅう)、鶴龍(かくりゅう)、時天空(ときてんくう)、ベテランの旭天鵬(きょくてんほう=日本国籍取得)らがいる。韓国からは春日王がいる。中国やカザキスタン、太平洋のトンガ出身の力士がいる。

ヨーロッパ人で、初めて幕内入りをしたのは、グルジア出身の黒海で2004年のことだった。その後に続いたブルガリア出身の琴欧州は、現在、大関だ。ロシアからは白露山(はくろざん)と露鵬(ろほう)の兄弟、エストニアからは把瑠都(ばると)がいる。

依然、相撲ファンの中には、日本人の力士だけにこだわる人がいるが、外国人力士の登場で相撲がおもしろくなって来たことは確かである。筆者は、もちろん外国人力士の登場には賛成である。

この記事の筆者、ジム・ユキカゼ・ローリーは、ロサンゼルスのアマチュア相撲取りで、南カリフォルニア相撲協会の設立メンバーの一人。「相撲新報」の編集長。ガーデン・グローブの自宅に土俵を持っている。

●白鵬と朝青龍、モンゴル出身者同士の横綱時代(1、4ページ)

白鵬と朝青龍の活躍で、東西の横綱は共にモンゴル出身者という時代になった。これまでの両者の戦いを見ていると、一方の負けが、片方を優勝に導く、というパターンが生まれている。

2008年初場所では、朝青龍が前頭力士に負けたことが、白鵬の優勝につながった。3月大阪場所では、まず、白鵬が東前頭二枚目の安美錦(あみにしき)に負けた。12日目の取り組みは、白鵬が西の大関、千代大海(ちよたいかい)に負け、朝青龍が天皇杯に手が届くかと思えた。しかし、この日、朝青龍は西の関脇、琴奨菊(ことしょうぎく)に負け、翌13日目、朝青龍は西の大関、琴光喜(ことみつき)に負けた。この日、白鵬は勝ったため、両横綱が共に、12勝2敗となった。

3月大阪場所での千秋楽は、横綱同士の対決を迎えた。朝青龍が小手投げで白鵬を負かし、22回目の優勝を手にした。この記録は、かって貴乃花(現在65歳)が作った記録と同じものになった。

●ヒダノ・スーパー太鼓コンサートは大盛況(2ページ)

世界的に太鼓演奏活動をしている日本のヒダノ修一は、太鼓演奏活動20周年記念とアメリカ・デュー・コンサートを兼ねて、2月16日、リトル東京のアラタニ日米劇場で「ヒダノ・スーパー太鼓コンサート」を開いた。コンサートは、ヒダノ自身とロサンゼルス太鼓センターのトム倉井師によって演出され、ロサンゼルスの日米文化会館、国際交流基金、打楽器製造販売のレモ社、シンバル製造販売のジルジャン社が後援した。

コンサート前半は、組太鼓を使い、ヒダノ自身のソロと、ロサンゼルス太鼓センター24人が共演したヒダノ作曲の「ニライカナイの幻想」と「風流」、倉井作曲の「荒波」などを演奏した。

コンサート後半は、ヒダノがパーカッションを担当し、エレキギターにジェニファー・バッテン、ベースにスリランカ出身で現在ロサンゼルスで活躍しているハッサン・ジェフリー、そしてサンバ・パーカッションにチャロ・エドワルド、ドラムにジョンJRロビンソンが参加し、ロック音楽を演奏した。

また、ロサンゼルスの琴奏者、松山ユキコ、マリンバ奏者の高田ナオコが参加して、ヒダノ作曲の「モン・シェリ」を演奏した。津軽三味線のケブン・メッツが参加して「八木節」「秋田荷方節」が演奏された。

筆者は、カリフォルニア大学リバーサイド校の音楽教授、デボラ・ワング。筆者自身がロサンゼルス太鼓センターの設立メンバーで、ヒダノ・スーパー太鼓コンサートで演奏に参加している。

●US相撲連盟の2008年グランプリが4月19日開催(3ページ)

US相撲連盟は、国際アマチュア相撲選手が参加する第1回相撲グランプリを4月19日に、リトル東京の西本願寺で開催する。午後1時試合開始。チケットは50ドル、25ドル、10ドル。相撲グランプリは、6月7、8日に行われる大相撲ロサンゼルス場所を盛り上げるためと、エストニアで行なわれる世界アマチュア相撲世界選手権へUSチームを送り出すための資金集めを目的としている。

相撲グランプリへの参加選手の出身国は、日本、グルジア、モンゴル、ブルガリアの予定。また日本相撲協会から元横綱・武蔵丸、元大関・栃東(玉の井部屋)、元関脇・安芸島(現・千田川親方)が参加する。

武蔵丸は、現役時代、706勝、12場所優勝の記録を持っている。この記録は、歴代記録で第7位。栃東は、相撲界の6ランクすべてで、1回以上の優勝記録を持っている。安芸島は、前頭時代に16回横綱を負かした記録を持ち「金星の王」と呼ばれていた。現役時代は、647勝を上げ、殊勲賞7回、技能賞4回、敢闘賞8回を記録している。

US相撲連盟の連絡先は、電話(323) 251-1167トロイ・コリンズさんまで。ウエッブサイトはwww.sumoGP.com.

●モントレーパークの桜祭りでも、相撲を披露、4月20日開催(3ページ)

恒例のモントレーパーク桜祭りが、4月19日午前11時から午後7時30分まで、4月20日午前11時から午後6時まで、モントレーパーク市のバーンズ公園で行なわれる。

カリフォルニア相撲連盟による相撲が4月20日、午後1時と2時に行なわれる。無料。カリフォルニア相撲連盟は1998年に発足、相撲をアメリカに普及する活動を行なっている。これまで、アマチュア選手を集めた世界大会も開いている。

昨年のモントレーパーク桜祭りでも、アマチュア相撲世界チャンピョンのバヤンバジャブ・ウランバヤールらが、参加した。

●浄土真宗の盆踊り日程、6月、7月、8月の開催(3、7ページ)

南カリフォルニアの盆踊りは、1930年代後半から浄土真宗のお寺の盆行事の一環として行なわれるようになった。ロサンゼルスの浄土真宗本願寺派のひとつ洗心寺のマス小谷師によれば、浄土真宗では、通常言われている祖先の魂が戻って来ることは信じておらず、盆は、祖先を思い出す日と解釈されている。このため、浄土真宗では、盆は、信者が集まって喜びを表す日という意味で「観喜会」(がんぎえ)と呼ばれている。

盆踊りの日程:アリゾナ仏教会、6月15日;ガーデナ仏教会、8月2、3日;ガダループ仏教会、7月20日;ロサンゼルス本派本願寺、7月12、13日;オレンジ・カウンティー仏教会、7月19、20日;オックスナード仏教会、7月12日;パサデナ仏教会、7月12日;サンディエゴ仏教会、8月2日;サンフェルナンド本願寺、7月5、6日;サンルイスオビスポ仏教会、8月2日;洗心寺、6月28日;ベニス本願寺、7月19、20日;ウエスト・ロサンゼルス仏教会、7月26、27日;ウエスト・コビナ東本本願寺、6月28日;ロサンゼルス東本願寺別院、7月26、27日。

●子供の日をテーマにしたリトル東京ファンフェスタ、5月17、18日開催(3ページ)

ロサンゼルスの日米文化会館は、5月17、18日午前10時から午後4時まで、同会館プラザを中心に、子供の日をテーマにしたファンフェスタを行なう。また、5月17日には第2回日系コミュニティー・ディーが同時に行なわれる。太鼓や日本舞踊の演奏や饅頭作りや書道の実演などが行なわれるアジア・パシフィック工芸展も、同時に5月17、18日に開催される。5月18日は、日本文化再発見ワークショップが、文化会館ビルの中で行なわれる。

●相撲番付の解説(4ページ)

この記事は、相撲の初心者のための解説。番付は、日本相撲協会が発表する公式ランキングで1年に6回行なわれる場所ごとに、ランキングが変わる。番付は、まず、力士を東と西に分ける。野球のメジャー・リーグに相当するのが、相撲では幕内だ。この幕内には、トップから順に、横綱、大関、関脇、小結の42人の力士がいる。

幕内の由来は、上位の力士たちは、試合の待ち時間を、幕の中で過ごしたから。年に6回行なわれるトーナメントは場所と呼ばれ、15日間続く。つまり、この内、8回勝てば、勝ち越し、8回負ければ、負け越しになり、勝ち越した力士は、翌場所では昇進し、負け越した力士は、格下げになる可能性がある。

小結は、東西に各16人づついて、1番から16番まで、順位が付けられている。小結は、場所の前半で、自分より強い相手と取り組むことが多く、きついポジション。関脇は、場所の前半では、比較的楽な取り組みができるよう配慮されている。しかし、大関になれるか、どうかを判定されるポジションにいるため、勝つための努力がより要求される。

横綱は1909年に、称号として正式に使われるようになったが、それ以前は、大関が最高位で、横綱は1791年から使われ始めた名誉称号だった。大関、関脇、小結を三役と呼ぶ。関脇から大関になるためには、3場所連続で、32勝以上の成績が必要。ま2場所連続で負け越すと、大関は、関脇に格下げられる。

横綱に昇格するためには、大関は2場所連続して優勝しなければならない。また、相撲の技量だけではなく、横綱としての人格を備えているかどうかの審査も行なわれる。一度、横綱になると、成績が悪くても、大関に格下げになることはないが、しかし、通常は、横綱は引退を選択する。

●大相撲ロサンゼルス場所、6月7日、8日、チケッチ発売中(4ページ)

大相撲ロサンゼルス場所は、6月7日、8日の2日間のわたって、ロサンゼルス・メモリアルスポーツ・アリーナで開催される。開場は、両日とも、午後4時から。チケットは、420ドル、250ドル、140ドル、80ドル、35ドル。

●ハンフォードのクラーク日本美術研究所の春の展示:日本画に見られる中国の影響、4月5日から8月2日まで開催(5ページ)

中部カリフォルニアのハンフォードにあるクラーク・センター日本美術研究所の春の展示のテーマは「日本画に見られる中国の影響」で、4月5日から8月2日まで開催される。

●クラーク日本美術研究所の恒例春祭りは、4月20日開催(5ページ)

クラーク・センター恒例の春祭りは、4月20日午前10時から午後4時まで、行われる。盆栽展示、寿司作り、日本昔話のストーリー・テリングなどが行なわれる。

●江戸時代の日本画を集めたプライス・コレクションがロサンゼルス・カウンティー美術館で展示される、6月22日から9月4日まで開催(5ページ)

オレンジ・カウンティー在住のジョー・プライス氏が集めた、江戸時代の京の絵師、伊藤若冲(いとう・じゃくちゅう)、円山応挙、長沢芦雪、江戸琳派のほか肉筆浮世絵などの江戸絵画約100点が、6月22日から9月4日まで、ロサンゼルス・カウンティー美術館で展示される。展示タイトルは「想像の時代:プライス・コレクションによる日本美術」。

この展示は、「若冲と江戸絵画」展のタイトルで、2006年~2007年にかけ、東京国立博物館、京都国立近代美術館、九州国立博物館、愛知県美術館を巡回した。2007年11月10日から2008年4月13日までは、ワシントンDCのスミソニアン美術館で展示されていた。

南カリフォルニア日米協会の年次晩餐会で、プライス夫妻を表彰、6月25日開催(5ページ)

南カリフォルニア日米協会の年次晩餐会は、6月25日に、「プライス・コレクションによる日本美術」展が開催されるロサンゼルス・カウンティー美術館で、午後6時から行なわれ、ジョー・プライス氏と悦子夫人が表彰される。今年は、南カリフォルニア日米協会の99周年で、来年は100周年記念が計画されている。

●軍事アナリスト神浦元彰の日本からの視点「中国の軍拡の目的は何か?」(6ページ)

中国が20年間連続して軍事費を毎年2ケタの伸び率で増やしている。北京で開催された3月5日からの全国人民代表者大会(全人代)で、08年度の軍事費は前年比17,6%増の6兆600億円と公表された。昨年には中国の軍事費が日本の防衛費約4兆8千億円を抜いたことが話題になった。

また米国防総省が指摘するように、中国で実際に使われる軍事費は公表された額の2~3倍だという。これは中国が外国から購入する武器などを軍事費とは別に計上し、演習費などを地方政府の予算に組み込んでいるからである。

そのような兆候から、中国はアメリカ軍に対峙できる軍事力を増強し、世界の軍事大国を目指しているという指摘がある。

しかし中国軍はアメリカ軍と競えるほどのハイテク兵器や通信・情報機器を配備することはほど遠い。米中の総合的な軍事力を比較すれば、天文学的な差が歴然とある。

それでもなぜ中国はばく大な軍事費をかけて何を得ようというのか。その謎を解く鍵は“万里の長城”にあると考えた。古代中国の時代から、中国は領土の周辺に巨大な城壁を築くことで、西方や北方から異人の侵攻に備えていた。その城壁国家の象徴が“万里の長城”なのである。

これがアメリカと中国の軍事力の大きな違いである。アメリカの軍事力は“外征軍”である。アメリカ軍の戦争は常に外国で戦うことが宿命であった。しかし中国軍は今も昔も国家の周辺に城壁を築くことが軍事力の目的なのだ。その城壁を崩して、異なった政治勢力、経済システム、伝統文化、交通システムなどを侵入させない軍事力である。

かつて中国軍は人民解放軍と呼ばれた。しかし天安門事件で自国民に銃口を向けて人民解放軍の任務は終わった。新しい中国軍は海洋や領土周辺に城壁を築くことで国民の支持を得ようとしている。

広い中国の領土に軍事力という城壁を築くことはばく大な軍事費を必要とする。しかし外征軍としての戦力は極めて低い。そのような中国流の軍事力の活用方があることを考えなければ、今の中国軍を知ることは出来ない。そこにはアメリカとの軍拡競争に敗れたソ連の二の舞はしないという意味が込められている。

●日米協会が主催する講演会プログラム(6ページ)

4月9日 東京でビジネス・コンサルタントをしているデビー・ハワードさんの「日本の富裕層の嗜好を掴む」
4月16日 カリフォルニア大学サンタバーバラ校の日本文化教授、ジョン・ネイサン氏の著作「東京の気楽な暮らし」をテーマにした講演
5月14日 第二回日米環境問題会議

●日本語教師のワークショップ、4月13日開催(7ページ)

南カリフォルニア日本語教師会は、4月13日(日)午前9時から午後4時まで、シャーマンオークスのノートルダム高校で、春のワークショップを開く。日本語研究者、日本語教師による発表が行なわれる。参加費は会員が10ドル、非会員は30ドル。

●シェフのカッティング・ボード(まな板)アンディー松田のコラム(7ページ)

2年かかってスシ・シェフ・インスツチュート(スシ学校)の教科書になる「スシ・フォー・エブリワン」が完成しました。130ページ、全部カラーです。わたしが、スシ学校で教えている2カ月コースのすべての内容が入っています。一般にも販売をする予定です。

スシ学校で作った日本食紹介ビデオを、ビデオサイトwww.YouTube.comや、イギリスのビデオ・マニュアル・サイトwww.VideoJug.com で見ることができます。検索ワードはAndy Matsudaを使ってください。

4月19、20日は、モントレーパーク桜祭りにスシ・ブースを出します。寿司パックの販売は午前11時からです。また、20日午後2時30分からは、リトル東京の日米劇場で、スシ・マスター・コンテストが行なわれるので、審査員として登場します。

●ジャズの渡辺貞男がオーケストラと演奏、6月7日開催(8ページ)

ジャズの渡辺貞男がバンド「チャーリー・パーカーとストリングス」を率いて、アジア・アメリカ交響楽団と、6月7日、リトル東京のアラタニ日米劇場で公演する。アジア・アメリカ交響楽団の年間プログラムの一環。チケットは、75ドル、35ドル。
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●カルチュラル・ニュースの10年

2008年は、カルチュラル・ニュースを創刊して、10年になります。文化をテーマにした新聞は経営が難しいと、言われるなかで、ここまで、続けられてきたのは、多くの方のご支援、ご援助があったからです。10年前の創刊は、わたしの個人事業でしたが、2002年から出資金が集まり、カリフォルニア州での株式会社登録を行い、2006年からは寄付金が寄せられるようになりました。

わたしの未熟な経営能力にもかかわらず、10年続いたことに、あらためて感謝の気持をあらわしたいと思います。さて、昨年の決算は、総収入約6万ドルで、赤字が約3000ドルでした。単年度の会計が黒字になるところでまで、もう一歩と思います。

しかし、過去6年間の累積赤字が約8500ドルになりました。この累積赤字を補填するための寄付をお願いしています。これまでも、いく度も、ご援助をお願いしていますが、もう一度の、ご援助をお願いします。

寄付の送金方法については、higashi@culturalnews.com へお問合せください。

また、カルチュラル・ニュースの定期購読、広告のご紹介も、引き続き、よろしくお願いします。

東 繁春 (カルチュラル・ニュース社長(兼)編集長)


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by culturalnews | 2008-04-19 01:19 | 月別の日本語要約