英字新聞カルチュラル・ニュースの日本語要約


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カルチュラル・ニュース2009年4月号の日本語要約と解説

◎バウアー博物館で、サムライ展(1ページから4ページへ)

国立東京博物館所蔵81点が展示される「サムライのアート=武士の宝物展」が、4月19日から6月14日まで、オレンジ・カウンティー、サンタアナ市のバウアー博物館で開催される。

国宝や重要文化財を含む刀、鎧、茶器、屏風、絵巻物、能装束が展示される。江戸時代に作られたものが中心。展示は2部構成で、「サムライの衣裳」コーナーでは刀、鎧などが展示される。「サムライの文化」コーナーでは能衣裳、茶道具、婚礼装束、嫁入道具、装飾品、日用品、家具などが展示される。

また、オレンジ・カウンティに住む世界的に有名は日本画コレクターのプライス(ジョー、悦子)夫妻からは「義経物語」屏風が貸し出され展示される。

この展示は、日本航空、カレン・マックガリー、ウイリアム・ギリスピー財団、東芝国際財団の協力・援助によって実現した。

◎サムライ展:江戸千家副家元がオープニング式に参加(1ページから5ページへ)

江戸千家の川上紹雪(かわかみ・じょうせつ)副家元が東京から駆けつけ、4月19日に行われるバウアー博物館のサムライ展のオープニング式に参加する。

4月19日オープニング・プログラム
10:00AM 太鼓センター・ロサンゼルスの太鼓演奏で、川上・江戸千家・副家元を迎え、オープニング。粟屋会による琴演奏。

10:30AM – 11:30AM 川上副家元の講演「茶道について」
11:30AM – 1:00PM 粟屋会による琴演奏。日本食フード・サンプリング
12:00PM – 1:00PM 芥川婦身さんによる着物ショー
1:00PM – 1:30PM フグ・ビレッジによるサムライ・アクション・ショー
1:30PM – 2:30PM オキシデンタル大学モーガン・ピツルカ教授による講演「徳川家康の政治と武家文化」
2:30PM - 3:30PM 江戸千家によるお茶のお手前
3:30PM – 4:30PM 若柳久女師匠の日本舞踊と比嘉ベンさんの沖縄舞踊

4月25日(土)1:30PM 講演 「刀のたましい」30年以上の経験を持つアメリカ人の刀職人、フィル・ハーツフィルド親子を招いての対話

5月3日(日)1:30PM 講演「武士のあだ討ちと徳川幕府の秩序」ポモナ大学のサミエル・ヤマシタ教授

5月14日(木)6:30PM 「きき酒」お話と試飲 日本美術の専門家メーヤー・マッカーサーが解説

5月16日(土)1:30PM 講演「日本の城とその所蔵品」スクリプト大学のブルース・コーツ教授によるサムライの美意識と建築の解説

5月30日(土)1:30PM 講演と実演「茶道とサムライ」ソーチ・ノモト氏による講演とお茶のお手前

5月31日(日)1:30PM 講演「日本刀と兜」スクリプト大学のブルース・コーツ教授の解説

6月14日(日)1:30PM 京都の着物スタイリスト冨田伸明さんによる着物の話と着物ショー

◎京都で着物デザインと着付けサービス会社を経営する冨田伸明さんが、4市1県から文化親善使節を引き連れ、ロサンゼルスとサンフランシスコで着物PR(1ページから2ページ)

テレビ、映画、舞台で使われる着物の着付けから着物デザイン・着物作りまで、着物に関する全般のサービスを提供している(株)京香織(冨田伸明社長)は、4月14日から21日まで、4市1県の文化親善使節約50人をロサンゼルスとサンフランシスコに派遣し、着物のよさをアメリカ人に紹介するイベントを行なう。

自ら着付けや着物デザインを行なう富田伸明社長は、2006年から頻繁にアメリカ西海岸をを訪れ、これまで、サンフランシスコ、パロアルト、マウンテン・ビュー、ラスベガス、ロサンゼルスで着物紹介イベントを開催している。サンフランシスコのアジア美術館とパロアルト市役所には、冨田社長によるデザイン帯が寄贈されている。

今回は、兵庫県豊岡市、富山県氷見市、秋田県横手市、佐賀県嬉野市、そして三重県内から文化親善使節を募集し、4月16日のプロ野球ドジャーズ球場での着物を着ての観戦、翌17日のロサンゼルスにある全米日系人博物館での着物ショー、そして4月19日にはサンフランシスコの桜祭りパレードに着物を着て参加する。

京香織は、NHK紅白歌合戦をはじめ、有名テレビ番組、映画、舞台など、これまでに、延べ2000件の着物提供をしてきた。17日のロサンゼルスでの着物ショーでは、地方の特色を生かしたリンゴ染め(青森・横手市)鳩麦茶染め(富山・氷見市)温泉染め(佐賀県嬉野市)で作った帯や着物によるファッション・ショーを行なう。

16日の野球観戦では、南カリフォルニア日米協会100周年を記念して、冨田社長のデザインによる羽織を、冨田社長自身が着て、試球式に登板する。

◎山野美容学校による着物ショー(1ページから5ページ)

東京の山野美容学校による「山野愛子生誕100周年記念きものショー」が3月22日、アナハイム・ヒルトンで行なわれ、約200人が参加した。

平安時代の十二単(じゅうに・ひとえ)から婚礼衣裳、振袖など、山野美容学校の学生がモデルになり、あでやかな着物を披露した。山野美容学校の校長を務めるジェーン愛子・山野さんが、着付けを行なった。

◎京セラ創業者・稲盛和夫氏の「京都賞」の受賞者がサンディエゴに集まりシンポジウムを開催(2ページ)

京都に本社を置き、稲盛和夫氏が創業した「京セラ」は年間売上高が1兆3000億円にも上る超一流企業。京セラは1971年にサンディエゴに製造工場を開いているが、これは、日本企業によるカリフォルニア州内での工場開設第1号でもあった。

稲盛和夫氏は1984年に200億円の資財を投じて、世界的レベルで研究者、学者、芸術家を表彰する「京都賞」を設立、毎年11月10日に京都で3人の受賞者の発表を行なっている。この京都での受賞式に出席したサンディエゴ大学のアリス・ヘイズ学長の発案で、2002年から京都賞受賞者を招いた「京都賞シンポジウム」がサンディエゴで行なわれている。

8回目となる今年のサンディエゴでの「京都賞シンポジウム」は3月19日と20日、サンディエゴ大学のほか、計3カ所の大学を会場に行われ、延べ2500人が参加した。講演者は2008年京都賞受賞者のコンピューター科学者リチャード・カープ博士(カリフォルニア大学バークレー校教授)分子生物学者アンソニー・ポーソン博士(トロントのマウント・サイナイ病院サミュエル・ルネンフェルド研究所)哲学者チャールズ・テイラー博士(モントリオールのマギル大学名誉教授)の3人だった。

サンディエゴ「京都賞シンポジウム」の前夜祭を兼ねて、大学に進学する6人の高校生に1人1万ドルを贈る「京都賞奨学金」のための募金晩餐会がシンポジウム前夜に開かれている。今年は3月18日にサンディエゴに隣接するリゾート地ラホイヤにあるヒルトン・トーレパイン・ホテルで行なわれ、1人300ドルの参加費で、約500人が参加した。

2004年に始まった募金晩餐会は、サンディエゴの実業家・故トム・ファット氏と不動産業のマリン・バーンハム氏の発案によるもの。今年の募金晩餐会委員長は通信機器大手クワルコム創業者のアーウィン・ジャコブ博士と地元実業家のコンラッド・プリビー氏が務め、委員会にはサンディエゴ・ナショナル銀行社長のロバート・ホースマン氏、ユニオン・バンク(東京三菱ファイナンシャル・グループ)社長の田中マサアキ氏、ナショナル・ユニバーシティー学長のダナ・ギブソン博士が参加していた。

奨学金は、京都賞の受賞対象となった研究分野に進む、サンディエゴとメキシコ側ティワナの高校生に贈られる。「京都賞シンポジウム」の会場になったのは、サンディエゴ大学、サンディエゴ州立大学、カリフォルニア大学サンディエゴ校の3校。

写真は、募金晩餐会で(左から)クワルコム創業者のジャコブ博士、京都賞受賞者のカープ博士、稲盛氏、そして京セラの梅村カズオ氏(写真提供は、京都賞シンポジウム)

◎日本写真家協会による「戦後60年の日本の子供」写真展、4月25日から5月24日まで、日米文化会館ドイザキ・ギャラリーにて(3ページ)

◎作曲家・武満徹(1930-1996)をテーマに、コンサートやシンポジウムを開催、4月25-26日(3ページから7ページ)

質の高い芸術の普及をめざしているパサデナの「シューメイ(秀明)アーツ・カウンシル・オブ・アメリカ」は、設立10周年記念イベントとして「静寂に対峙する:武満徹の世界」と題したフェスティバルを4月25、26日(土、日)に、同団体が所有するシュウメイ・ホールで開催する。

シューメイ・アーツ・カウンシルは滋賀県信楽にあるミホ・ミュージアムの設立理念に啓発されて発足している。

この武満イベントは、4月24日(金)午後7時からパサデナのパシフィック・アジア美術館で行なわれる講演会「書における日本の文人」で始まる。日本での生活が長く、日本の伝統文化に詳しいアレックス・カーが講演する。また、アレックス・カーの書の展覧会は、3月13日から5月10日まで、シューメイ・ホール・ギャラリーで開催される。

「静寂に対峙する:武満徹の世界」は、日本人の自然観から生まれた独自の感性である「間」とそれに触発され、独自の世界を築き上げた日本を代表する作曲家、武満徹の音楽を通して「間」の根底にある日本文化の精神性を探ることが目的。シンポジウム、伝統芸能のコラボレーション、ドキュメンタリー映画の上映、武満作品のコンサートが行なわれる。

4月25日(土)午後1時からのシンポジューム「武満:自然と間の概念」では、日本文化と自然観に基づく日本独自の感性である「間」とその「間」によってもたらされる恩恵について武満の音楽を踏まえながら4人の日本通のアメリカ人が話し合う。パネリストは、ピーター・グリーリ(ボストン日本協会・会長、文化勲章受章者) アレックス・カー(作家、書道家、日本研究家、庵プロジェクト会長) ジェフ・ヴォン・ダー・シュミッド(サウスウエスト・チェンバー・ミュージック 音楽監督兼指揮者=グラミー賞受賞者) シャロン・フランケモント(ライフサイエンス財団教育部長, 直感力研究家、カウンセラー)。司会は、マーティン・パーリッチ(作家、プロデューサー、ラジオ番組ホスト)で、武満の音楽を、上野・ギャレット淳子がピアノ演奏する。

4月25日(土)午後4時からの伝統芸能のコラボレーション「間:音と静寂」では、日本文化を代表する芸能、芸術、東洋と西洋の楽器を融合させて、幽玄と自然を兼ね合わせた武満の世界を作り出す。サウスウエスト・チェンバー・ミュージックによる武満のピアノ曲「雨の樹素描」と、遺作「エアー」の演奏が行なわれる。武満の姪にあたる、作曲家・吉良春乃(きら・はるの)が作曲した「ムーンライト・ベール」「ブリース・フォー・ザ・ムーン」の演奏に合わせて、日本舞踊・坂東流の坂東秀十美の踊りがある。グラミー賞受賞・和太鼓奏者・中村浩二の作曲による「静謐(せいひつ)-武満を想う」の初演が中村自身の和太鼓と横笛演奏によって行なわれる。松山夕貴子の即興琴演奏で玉置雅律(たまき・まさのり=武者小路千家)のお茶のお手前とアレックス・カーによる屏風一双への揮毫が行なわれる。会場には、小池澄男の写真が展示される。「間:音と静寂」は、武満の甥、設楽幸嗣(したら・こうじ)が制作し、ドン・ライデル (フィルム・プロデューサー、シューメイ・アーツ・カウンシル理事)が演出する。

4月26日(日)午後1時からのドキュメンタリー映画「ミュージック・フォー・ムービー:武満徹」は、武満本人や、武満が音楽を担当した映画の監督たちが登場し、映画作りや作曲について語る。上映前にはこの映画のプロデューサーのひとりピーター・グリーリの説明と、設楽幸嗣の「叔父武満を語る」がある。
4月26日(日)午後3時からは、サウスウエスト・チェンバー・ミュージックによる、武満作品のコンサートが行なわれる。二日間とも入場は無料。問い合わせは、電話(626)584-8841まで。

◎沖縄県人会芸能部による舞踊ショー「うやたびら、うどゃびら」、5月24日、トーレンスのアームストロング劇場で(3ページ)

◎ジャパン・フィルム・フェスティバル(3ページ)

日本の映画を紹介する映画祭、4月10日から16日がサンタモニカのレムリー・モニカ・フォープレックスで、4月17日から19日が、ロサンゼルスのダウンタウン・インデペンデント劇場で、4月25-26日がアーバインのスタープレックス・シネマで。

オープニング・フィルム= アニメ「スカイ・クロラ」 押井守監督作作品(2008年制作) 4月10日午後8時上映

クロージング・フィルム= 「休暇」 門井肇監督作品(2008年制作) 4月19日午後6時上映

米国初公開=「252生存者あり」 水田伸生監督作品(2008年制作) 4月12日8:30PM、19日午後3時、26日午後5時上映

緒方拳追悼作品・米国初公開= 「長い散歩」(2006年制作) 4月13日午後4時、14日午後6時30分、17日午後7時上映

緒方拳追悼作品= 「復讐するは我にあり」 今村昌平監督作品(1979年制作) 4月14日午後3時30分、17日9時45分上映

米国初公開= 「バッテリー」 滝田洋二郎監督作品 (2007年制作) 4月12日午後3時、19日正午、26日正午上映

LA初公開「Always続・三丁目の夕日」 山崎貴監督作品(2007年制作)4月12日午後5時30分、18日正午、25日2時30分上映

LA初公開=「ICHI」 曽利文彦監督作品 (2008年制作)4月11日上映
LA初公開=「エヴァンゲリヨン新劇場版:序」 庵野秀明監督作品 (2007年制作) 4月11日上映
LA初公開=「蟲師」 大友克洋監督作品 (2007年制作) 4月11日午後4時10分上映

LA初公開=「人のセックスを笑うな」 井口奈巳監督作品 (2005年制作) 4月13日午後6時45分、14日午後9時30分、15日午後6時30分上映

「叫」 黒沢清監督作品 (2005年制作)4月10日午後5時30分、13日午後9時45分、18日午後7時45分上映

「ベアテの贈りもの」 藤原智子監督作品 (2005年制作) 4月12日午後1時、18日午後2時45分、25日午後6時上映

「選挙」 想田和弘監督作品 (2007年制作) 4月11日午後1時上映

米国初公開=「土徳 - 焼け跡地に生かされて」 青原さとし監督作品 (2003年制作) 4月15日午後3時30分上映

「腑抜けども、悲しみの愛を見せろ」 吉田大八監督作品 (2007年制作) 4月13日午後1時15分、15日午後9時30分、18日午後5時15分上映

「ヨコハマ・メリー」 中村高寛監督作品 (2005年制作) 4月10日午後1時、15日午後1時15分上映

「サクラから始まる短編集」 古新舜監督作品 (2005、07、09年制作) 4月16日午後6時30分、17日午後4時30分上映

「はんなり」 曽原美三友紀監督作品 (2006年制作) 4月25日午後3時30分上映
「宮武東洋が覗いた時代」 すずき・じゅんいち監督作品 (2009年制作) 4月26日午前10時上映
「死線を越えて- 賀川豊彦物語」 山田典吾監督作品 (1988年制作)4月25日午前10時、午後1時上映

◎高松市の彫刻コンテストで海外からの参加者を募集(4ページ)

石の産地・香川県牟礼町・庵治町で1988年から行なわれてきた「石のさとフェスティバル”石の彫刻コンクール展“」は、牟礼町と庵治町が隣接の高松市と合併したことで、高松市の主催となり、名称を「瀬戸の都・高松”石彫トリエンナーレ2009」に変更した。

従来どうり、海外からの参加者を募集している。出展応募者の書類審査期間は6月6日から15日の間で、最終審査の合格者は、10月に牟礼町・庵治町に招かれ、現地で石の彫刻の制作作業を行なう。問合せは高松市国際文化振興課まで。

◎中部カリフォルニアのクラーク・センターのスプリング・フェスティバルは5月16日(4ページ)
今年は、盆栽コンテストがメイン。全米から17作品を募集して品評会を行なう。一等の賞品は2500ドル。

◎クラーク・センターで俳画のレクチャー(4ページ)
5月10日午後2時からバージニア州リッチモンド大学のステフェン・アディス教授による俳画についてのレクチャーがある。

◎軍事分析家・神浦元彰のレポート「小沢秘書逮捕の政治スキャンダルで普天間基地移転が再始動か」(6ページ)

翻訳はアラン・グリーソン(在東京)

小沢一郎・民主党代表の政治資金を管理する公設第一秘書が逮捕された。遅くとも、この秋までに予定されている総選挙では、メディアの世論調査で、自民党は大敗して民主党が大勝すると推測されていた。

それなのに東京地検特捜部は、次期首相候補に最も近い民主党代表の金庫番を、政治資金の収支報告書虚偽記載で逮捕した。従来なら、修正申告で済む問題だと言われている。

なぜ東京地検特捜部は国策捜査と非難されることを覚悟で、この時期に、どのような理由で大ナタを振り下ろしたのか。ここで鮮明に思い浮かぶのは、民主党が政権を取れば普天間基地(沖縄県)を同県の米軍キャンプ・シュワブ沿岸に移転案を、すべてリセットしてゼロから検討を始めると表明したことである。(産経新聞 1月6日付け)米海兵隊がキャンプ・シュワブ沿岸に、普天間基地の代替え基地を作ることは、すでに日米政府が何度も合意し、確認文書を取り交わした経緯があった。

昨年12月19日、次期駐日米大使に内定していたジョセフ・ナイ氏が来日し、都内のホテルで民主党の菅直人民主党代表代行と鳩山邦夫幹事長と会い、ナイ氏は「日米地位協定や普天間飛行場の移転見直しに動いたら反米と受け止める」とクギを刺したという。

この会談の席には、普天間基地移転問題を米側代表でまとめたキャンベル元国防副次官補がいたという情報もある。しかし民主党幹部の二人から責任ある言葉は出なかった。

2月、クリントン国務長官が初訪日した際にも、小沢代表と普天間基地移転問題を話し合った。小沢代表はキャンプ・シュワブ基地沿岸に代替基地建設の確約はしなかった。名護市の地元住民、沖縄県、地元産業界、政治家や官僚など、普天間代替基地をめぐる移転問題は複雑な政治利権が絡み合い、動きが取れない状態だからだった。

そんな時、小沢代表の「在日米軍のプレゼンスは第7艦隊で十分」という発言が飛び出した。これをアメリカ側はキャンプ・シュワブ沿岸基地建設が、また反古にされたと判断した可能性はある。

小沢秘書が逮捕された直後の3月7日、突然、麻生首相は沖縄を訪問した。課題の普天間基地やキャンプ・シュワブ沿岸を視察することなく、形式的に県知事と会談し、「米軍基地問題に全力で取り組む」とだけメッシージを残して帰京した。小沢秘書逮捕の裏に、大きな政治力学が作用し、これで普天間移転問題が再び現実問題に復帰したことは間違いない。


◎ロサンゼルスの沖縄県人会の100周年記念事業が8月に行なわれる(6ページ)

今年で、100周年を迎えるロサンゼルスの沖縄県人会は「いちぬー・いちまでん=いついつまでも、世代から世代への橋渡し」をテーマに作り、100周年をもりあげている。

8月に行なわれる100周年記念事業は、8月28日(金)ガーデナ仏教会を会場に借りて行なう討論会でオープンする。午前9時から。

8月28日午後7時からは、レドンド・ビーチ・パフォーミング・センターでミュージカル「キング・ショー・ハシ」が沖縄来る劇団によって公演される。沖縄に実在したショー・ハシ王を描いている。

100周年記念晩餐会は8月29日(土)トーレンス・マリオット・ホテルで行なわれる。約800人の参加者を予定している。沖縄県人会芸能部による民謡・踊りが披露される。

8月30日は、午前10時からリトル東京の日米文化会館プラザで、無料公開の沖縄文化紹介イベントを行なう。
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by culturalnews | 2009-04-21 12:36 | 月別の日本語要約